想いをカタチに~ありがとうのパートナーを目指して~

矢崎化工株式会社 商業機器部はこれまでも、食品/製薬・物流・リネンサプライ・イベントの各業界に必要とされる製品や改善のニーズをいち早く捉え、お客様にとってより良い現場づくりをお客様と共に築いてまいりました。お客様といっしょに育て上げた製品達は、いまでは全国の様々な生産現場、物流拠点にて活躍しております。これからもヤザキは、お客様との出会いを大切な宝とし、様々な改善活動の取り組みから生まれる、創造をカタチにするご提案とアフターフォローを継続し「安全・安心の追求から生まれるお客様との信頼関係」をさらに深めていくことを目指しています。

矢崎化工 商業機器部の沿革

1980年
「イレクターフェンス」誕生

「イレクターフェンス」誕生

1986年、「コンサートホールでお客様を誘導する為のフェンスを考えてほしい」という依頼がありました。それがヤザキの「イレクターフェンス」誕生のきっかけです。それまでの鉄製フェンスは重く、現場で設置する作業者の負担となっていましたが、「イレクターフェンス」は軽量かつ錆びにくく、さらにメンテナンスも容易な為に、現場で高く評価されました。また、フェンスが数百枚単位になると収納の際にT字足が積み重ねの障害になるという声を聞き、現在の可動式のT字足に改善すると同時にフェンス収納用の台車も作成しました。その後、武道館・後楽園球場・横浜スタジアム等コンサートホール・プロレス会場・野球場等にも順次ヤザキの「イレクターフェンス」が導入されました。2002年の日韓ワールドカップ開催の際はヤザキの「イレクターフェンス」がサッカースタジアムで導入され、今日までに様々なサッカー関係の会場、チームにヤザキの「イレクターフェンス」が導入されています。

  • 1990年幕張メッセの様子 1990年幕張メッセの様子
  • スタジアムに導入された様子 スタジアムに導入された様子
  • フェンス収納台車 フェンス収納台車

「ミニポリトラー」誕生

1993年、ファミリーレストランに野菜関係の卸納品を行っていたお客様より搬送用のカートの改善を依頼され、建築用断熱材を使用した保冷BOXを付けたイレクター台車を作成しました。1994年にはスーパー業界のお客様から「平台車を是非作成してほしい」と依頼を受け、1年以上の期間をかけ「ミニポリトラー」を開発しました。そして1995年の展示会「JAPAN SHOP」で発表した「ミニポリトラー」が評価され、配送センターに6,000台が納品されました。ヤザキの「ミニポリトラー」は積載面にゴム製のストッパーが4つ付いていることから、「積み下ろしがしやすい」「荷物が落下しない」など現場から喜びの声があがり、今日まで年間約5万台の販売実績で推移し、多くのお客様にご利用いただいております。
ミニポリトラー ミニポリトラー
 
1990年
営業部門(商業器材部)発足

ファストフード・スーパーマーケット・量販店・食品加工業・物流センター、また、ホテル・リネン・アパレル産業などサービス業全般に向け、安全と衛生を第一に作業工程の改善と物流コスト削減を実現する機器とシステムをご提案する専門部隊とし発足。

1993年
大手スーパーとの取引開始

大手スーパーとの本格取引を開始。5Sの考えを取り入れたバックヤード、後方什器を導入。同時に、スーパー納品台車の衛生レベル(錆びた台車を敬遠)を考慮したイレクター製搬送台車の導入を開始。

1996年
大手スーパーへ「ミニポリトラー」全面展開 「ミニポリトラー」の発売

ヒット商品となる 「ミニポリトラー(GN-400)」の発売。

1997年
「ゴミカート」初号機誕生

「ゴミカート」の歴史

1997年9月、精肉加工工場にて、ゴミ箱の衛生管理工場を目的とした依頼を受け、ゴミカートは誕生しました。従来のペール(ゴミ箱)は「フタがあり中身が見えない」「引き上げる為に袋が取り出しにくい」「洗浄面積が多く、毎日の洗浄が必要」「食材を触る手で蓋を触りたくない」などの問題点がありました。そこで、改善としてまず蓋を外し、底にキャスターを装備しました。その後さらに改良を進め、清掃面は少なく、中身を一目で管理できるように改善しました。ゴミ袋は手前引き出し式に変更し、排出時の負担軽減を実現しました。また、カラーパイプを使用することでゴミの分別、使用区域分けが可能になりました。

  • 従来型のペール70L 従来型のペール70L
    (改善前)
  • ペール70L+ペールカート ペール70L+ペールカート
    (改善後1)
  • ゴミカート70L ゴミカート70L
    (改善後2)
1998年
ゴミカート2号機誕生

スーパー総菜部門にて、2号機を開発導入。

1999年
ゴミカート3号機誕生

大手コンビニベンダーに3号機を導入。
3号機は、キャスター部分も錆に強い樹脂に変更し丸洗い洗浄可能とした。ゴミカート導入がきっかけとなり、その後、全国の大手コンビニベンダーにゴミカートが普及されるきっかけとなった。

2002年
ゴミカート4号機誕生

袋の掛かり具合をよりよくするため、様々な検証を行い、最終4号機形状に決定。現行品の決定時期となった。

2012年
4号機+α誕生

都度、ゴミ袋を取りに行く手間を省き、作業性の向上を図ったタイミー設置型ゴミカートを追加。現在に至る。

初号機から現在までのゴミカート

  • 初号機
  • 2号機
  • 3号機
  • 4号機
  • 4号機+α
   
1997年
冷凍対応素材開発

冷凍庫での使用を可能とする耐冷パイプ・ジョイントを開発。冷凍庫でのピッキング作業台車などの制作が可能に。

1998年
大手ハンバーガーチェーン店との取引開始 店舗配送用搬送台車導入

店舗配送用搬送台車導入。スタッキング式搬送台車導入を開始。

1999年
大手コンビニベンダーとの取引を開始  直置き防止 底上げカート・アローカート導入。

衛生管理向上に向けた関連機器の製作を開始。食品業態本格参入の始まりとなる。

2000年
ホテルコンテナ発売

ホテル・旅館業界でのお皿管理の効率を追求したコンテナ「食器ポリテナー」を発売 。

2001年
大手コンビニベンダー新工場へ本格導入

HACCP制度導入に伴い、衛生管理を強化する為、直置き防止、衣装ケースなど乱雑な管理を2S管理強化。(整理・整頓)

2002年
大手牛丼チェーン店との取引開始 店舗配送台車受注

店舗配送用台車の導入を開始。

2002年
HACCP制度本格運用開始 カラーパイプ(ブルー・イエロー・ピンク)導入。

交差汚染防止とゾーニング管理為、イレクターカラー識別管理を開始、備品関連のトータル導入を行う。

2002年
大型ミニポリトラーの発売

「大型ミニポリトラーGN-900・901」シリーズ発売。

2003年
大規模宅配事業物流センター内改善開始

全国センター内で、集荷・仕分け・配達準備工程の改善を開始。

2004年
「抗菌イレクターパイプ・ジョイント」を発売
食品業界の洗浄面向上を目的とした抗菌パイプを発売。

2005年
毛髪混入対策実施 除電ブレード発売

食品工場内にて毛髪などの品質クレームが業界内の大きな問題になる。各工場にてクレーム対策に追われ、当社に提案依頼。
静電気によるユニフォームへの毛髪付着ポイントに着眼し、除電ブレードを開発。大手コンビニ工場をはじめとし全国展開を開始。

2005年
「抗菌イレクターカラーパイプ」発売
2006年
抗菌FSジョイント発売

食品業界での更なる衛生管理向上を目指し、清掃のしやすい丸みを帯びた形状ジョイント、FSジョイント(フードセーフティ)の発売。

2006年
抗菌内面ステンレスパイプ発売

温度変化、洗浄・殺菌と、過酷な食品製造・加工現場への対応能力の向上の為、内装面をSUS304に変更した内装ステンレスパイプを新たに開発。更に様々な環境下での使用用途拡大を進めた。

2011年
リネン搬送台車 新型発売

より衛生的な管理を求められるホテルへの要望をカタチにした新型リネン台車を発売。高級化する市場の要求への対応を本格化。

2013年
大手宅配事業物流センター内仕分け作業本格参入

各センターでの配達先別仕分け作業の効率化をきっかけとした改善の取り組みの全国展開を開始。

2016年
FSイレクターneo発売  新FSジョイント、FSトレイ発売

食品業界の衛生管理機器の更なる品質向上を目的とした高品質なジョイント開発を行った。衛生管理面の向上を目的とし、清掃のし易さ、強度面維持の両面を意識した食品業界専用のFSイレクターneoシリーズを開発。ジョイントのみならず、トレイ、清掃用具用フックなど様々な製品を同品質にて開発、更なる食品業界への安全・安心の追及を進める。

改善への想いと、それをカタチにする体制があります。

お客様の課題をスピーディかつ的確に解決する為に、ヤザキには技術部門・生産部門・販売部門が密接にかかわりあう「技生販一体」の組織体制があります。すべての部門がお客様の最適な改善のために力を合わせることで、期待以上のサービスを提供し、信頼されるパートナーとなれることを目指しております。

自主創造

常に変化し続ける状況の中で、想いをカタチにするための体制を築き上げています。
  • 技術

    常に現場の最新のニーズをとらえつづける商品群の開発の源である技術部門では、蓄積されたノウハウと最新の設計・開発ツールとアイデアを融合させ、コスト・スピードにも優れた、現場の方々にとって「やさしい」ものづくりをしています。

  • 生産

    常に最新のニーズに応え続けるために、世界標準の品質・環境管理システムを確立しています。合理化・スピード化を追求する生産体制で、タイムリーな対応を可能にします。

  • 販売

    課題は刻々と変化する現場にあります。多くのお取り引きから培った経験と実績から、いち早くお客様のニーズをとらえ、わかりやすくご提案し、お困りごとの解決をしていきます。

ニーズをいち早く吸い上げ現場にお届けしています

組み合わせて課題を解決

現場で働く方々にとって、どんなものが本当に必要とされているのか。
要望をカタチにできるのがイレクターです。
軽くて丈夫、衛生的で、冷たくなく、肌触りも良い。現場で安心してご利用いただけるように、弊社の技術をカタチにしました。
どんな場面でも活用できるよう、材質や長さ・形なども臨機応変に対応していきます。

改善素材イレクターとは

お客様とともに築き上げてきた、豊富な改善実績があります。

ヤザキには、これまでお客様とともに築き上げてきた豊富な改善実績があります。型にはまった改善方法ではなく、現場の状況・お客様のご要望・各業界の特徴など、様々な角度から課題と向き合い、効率的な改善方法をご提案致します。「困ったことがあるけれど、どんな解決方法があるか分からない…」そんな方は是非、改善事例をご覧ください。

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