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- 物流倉庫
「過積載」の危険性と対策は？
今回は「過積載」について。
現在、物流業界で問題となっている「2024年問題」ですが、トラックドライバーの時間外労働時間の上限規制が適用され、労働時間が短くなるというものです。そのため輸送能力の不足やモノを運ぶことに関して懸念されています。
そこで、一般的な過積載防止対策を紹介し、カート配送における過積載防止対策をご提案いたします。
最後までご覧いただき、ぜひ参考にしてください。
5段までのスタッキングが可能
過積載の対策として、軽量でコンパクトなアローテナー スタッキングタイプをご紹介いたします。
実際に、なぜ軽量な台車が必要になってくるか過積載についてまとめていきたいと思います。
現状と同じ物流ができなくなると、人手を増やすか、一度にいかにたくさんのモノを運ぶかの二択になってきます。その際に問題となってくるのが「過積載」です。
近年、首都圏だけでなく、過積載車両の『首都圏大規模同時合同取締』が実施されるなど、厳しい違反対策が実施されています。過積載は、車両が事故を起こしやすいとても危険な状態なのです。
またトラックの過積載違反が発覚した場合は、車両使用停止処分や事業許可取り消しなど、厳しい罰則を受けてしまうリスクがあります。
過積載によるリスク
過積載は事故を引き起こすだけでなく、下記のような問題も発生します。
✓ ブレーキをかけてからの制動距離が長くなる
✓ 衝突時の衝撃力が大きくなり被害が大きい
✓ 重心が高くなりがちでバランスを崩しやすい
✓ ブレーキの負担が多くなり、フェード現象を
起こす危険性あり
✓ 燃費の悪化
✓ 車輛が破損しやすくなる
上記の過積載のリスクに対して防止対策は一般的に下記の通りです。
≪一般的な5つの過積載防止対策≫
１．施工計画書への必要事項の明記
２．搬出車両記録表による報告
３．トラック総重量の計測
４．積み荷量の計測
５．荷姿の目安を遵守
カート配送における過積載防止対策（事例）
カゴ台車によるカート配送は、台車自体を軽量化することで過積載防止対策になります。一般的に使われている鉄製カゴ台車の重量は約40kg/台です。
カゴ台車の積載重量(参考)
・4t車の場合 ： 14台積載で総重量560kg
・10t車の場合 ： 22台積載で総重量880kg
仮に台車の重量が半分になれば、
それぞれ280kg、440kgの軽量化が可能です。
ヤザキの過積載対策製品：「アローテナー」
ヤザキのアローテナーの代表的な２例をご紹介します。
１．アローテナー スタッキングタイプ
フレームにイレクター、キャスターはプラスチック製なので軽量で使いやすい台車です。
持ち手の取り外しができ、台車を積み上げてコンパクトに収納できます。
アローテナー スタッキングタイプ
【特長】
・軽量な台車でトラックの過積載防止
スチール製の台車に比べ軽量なため、台車の重量によるトラックの過積載を防ぎます。
・冷凍庫での使用も可能
-20℃までの低温環境に対応します。
・未使用時はスタッキングして収納効率UP
フレームは抜き差しするだけで脱着可能です。
荷台部はスタッキングして収納することができ、スペースを効率的に活用できます。
【オプション品】
トラックの過積載だけでなく、荷物の積み込み、管理などをしやすくするオプション品を組み合わせるご提案も可能です。
２．アローテナー ネスティングタイプ
洗浄できるので常に清潔で衛生的です。折り畳んでコンパクトに収納もできます。
アローテナー ネスティングタイプ
【特長】
・軽量な台車でトラックの過積載防止
・冷凍庫での使用も可能
-20℃までの低温環境に対応します。
・未使用時は折りたたんで収納効率UP
荷台床板を上げ、片側をたたんで重ねて収納できます。
【オプション品】
積載物によって管理、保温カバーなど物流形態に合わせたご提案が可能です。
最後に
いかがでしたでしょうか。
過積載対策は事故防止だけでなく、輸送効率のアップ、トラックに合わせた台車のご提案も可能です。
人手不足や輸送についてお悩みの場合は、ぜひお問い合わせください。
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