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ぴったりのラックで整理整頓をする

ぴったりのラックで整理整頓をする

皆さまは「〇月〇日の〇〇の書類を探せ」と言われたときにすぐに見つけることができますか?
『気がつくと机がぐちゃぐちゃになっているあなたへ』の著者であるリズ・ダベンポートは、平均的なビジネスパーソンは探し物で年間150時間も浪費していると指摘しました。
 
作業現場においても、何がどこにあるか一目で分かることは作業効率UPだけでなくミスの防止にもつながります。
 
規格サイズのラックは、大きすぎたり小さすぎたりと、スペースにあったものがなかなか見つかりません。
大きすぎるラックは余分なスペースがあるため、必要でないものまで置かれていたりします。
そうすると、どの場所に何があるのか、どれが必要なものなのかが、分かりにくい状態になってしまいます。

整理整頓をする

整理整頓は2Sと呼ばれることもあります。
2S活動は製造現場や職場でよく行われており、作業効率を下げる3M(ムリ・ムダ・ムラ)を発見することにも繋がります。3Mを発見することで改善を行い、製造現場では生産効率のアップ、職場なら作業効率の向上を図ることが可能です。
 
整理整頓は実施前後の結果が見えやすい反面、どうやって進めたら良いか困る場面があります。
その進め方と実例を紹介していきましょう。

まず整理(=要るものと要らないものを分け、要らないものを捨てること)をします。
しかし整理をした後、従来から使っていたラックをそのまま転用すると余分なスペースができてしまいます。
余分なスペースがあると、必要でないものまで置かれてしまいます。

ぴったりのラックで整理整頓をする

せっかく整理をしたのにまた整理する羽目になってしまいます。困りましたね。
イレクターならそんな困った状況にはなりません。

整理をした後の整頓の進め方は次の通りです。
 
①置く数量を決める
②置く場所を決める
③表示をする

 
置く数量と場所を決めたら、ぴったりのラックを作りましょう。

ぴったりのラックで整理整頓をする

ここでイレクターが役に立ちます。
イレクターなら置くモノや数量、場所にぴったりのラックを製作することができます。
ぴったりのラックにすることで、決めた数量以上にモノを置くことができなくなります。

食品工場の事例

ぴったりのラックで整理整頓をする

スライサー替刃ラック

置く製品専用の収納ラックを使用することで、未使用時や収納時の損傷リスクを低減します。
また、縦収納と置き方を工夫することで、水切れがよく乾燥もしやすくしています。

ぴったりのラックで整理整頓をする

備品管理ラック

中身の見やすさ・取り出しやすさも工夫次第です。
フレームや箱に表示をして、一瞬で見つけられるようにしましょう。

<参考 改善事例>

ぴったりのラックで整理整頓をする

【機材の管理什器を改善し、整理整頓だけでなく衛生面も向上】
規格のラックでは置きづらいものでも置くことができます。さらには水の切れをよくすることもできます。

物流倉庫・センター関連での事例

食品工場だけでなく、物流関連でも整理整頓することで業務効率化を図ることが出来ます。

ぴったりのラックで整理整頓をする

ヘルメット管理ラック

ラックを製作し位置決めするだけでなく、ラベルをつけて定位置管理をすることで、個人管理の意識が高まります。

保管や陳列にも使用できる「ミニポリトラー」を「ミニポリトラー管理ラック」で管理することで、以下の利点があります。
①台数管理がしやすい
②台車の紛失に直ぐに気付く

このように単体の製品だけでなく、複数の製品を組み合わせることで、「管理」・「保管」をより効果的に発揮させることができます。

最後に

2S(整理整頓)と同様に5S(整理・整頓・清掃・清潔・躾[しつけ])もよく職場改善と維持で掲げるスローガンです。しかし、2Sが徹底されていないと、5S活動をしても十分な効果を発揮しない場合があります。
 
しっかりと整理整頓して、要らないものを置かせない仕組みをつくりましょう!
 
お困りの方はお近くの営業拠点または当ホームページからお問い合わせください。
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