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- 食品/製薬工場
シューターを使った現場改善 NEW!!
みなさんは「シューター」という言葉を聞いたとき、どのようなモノが思い浮かぶでしょうか？
実際にスポーツ・建築・ゲームなどの幅広い分野で使われている言葉です。
食品工場や物流倉庫では、この「シューター」を使って多数の現場改善を行っています。
今回はシューターについての解説と、食品工場・物流倉庫で使われている製品をご紹介させていただきます。
最後までご覧いただき、ぜひ参考にしてください。
「シューター」とは？ ～製造現場～
「シューター」とは、高低差を利用し、滑り台の様にワークを流す機材のことを指します。
用語集 「シューター」
別名シュートとも呼ばれ、流すだけではなく、製品管理・仕分けなどを目的に使用されます。
一般的に、モーターなどの動力源を必要としないため、コンベヤ設備に付帯して使用されることもあります。
シューターを使って流せるものは下記があります。
・一斗缶
・包装フィルム
・コンテナ
・ダンボール
・食品 …etc
その他にも色々とあります。
シューターの使用例
使用例の１つとして、原料が入っている一斗缶を並べた例をご紹介します。
シューターの導入前
１.平面管理で置きスペース増加
多種多量の一斗缶を平台車の数だけ置くとフロア面積を圧迫する。
２.非効率な積み替え・並べ替え作業
平台車に重ねて一斗缶を保管していた場合、先に置いた一斗缶を取り出すときに上の積載物の積み替えや並べ替え作業が発生してしまう。
その他にも、保管物の汚れや潰れ、品質管理などの課題が挙げられます。
シューターの導入後
１.平面管理からシューターへ
上部の空間も利用して、フロアスペースを効率よく使用できる。
２.投入取出しの作業負荷軽減
ローラー敷で重量の一斗缶をスムーズに投入、取り出しできる。
３.先入れ先出しの徹底
レーンごとに一斗缶の種類別に収納管理が可能。
先に在庫している物から取り出すことができる。
食品工場の場合
食品工場では、目的は似ていますが違う使い方でシューターが活躍しています。
使用場所
・出荷場所
・コンベヤ設備周り
・仕分けエリア
シューターを使って流す製品
・フィルム
・食品
・ばんじゅう …etc
その他にも色々とあります。
例① フィルム管理
シューターの導入前
食品工場では製品によって多品種のフィルムを管理、使用している場合があります。
またパレットに種類ごとに分けて置いて管理している場合や、重ねて置いている場合もあります。
シューターの導入後
フィルムラックのローラーを傾斜仕様にするとシューターとなります。
投入側から取出し側へ積載物が流れるため、取出し後に順次 積載物が流れて先入れ先出しが可能です。
＜参考＞フィルムストッカー
フィルムストッカー
取り出す際の労働負荷軽減
フィルムをローラー(クリフォーム プラコン)で挟んでいるため、重量のあるフィルムをスムーズに出し入れができます。
生産順に合わせたセットが可能
レーンごとにフィルムを管理できるので、生産順に合わせて収納することができます。
安全バー付きで搬送時の落下防止
簡単に取り外しができる安全バーがついていて、搬送時のフィルム落下を防止します。
例② 昇降ユニット付プラコンローラー
昇降ユニット付プラコンローラー
シューターの特徴として高低差を作ってワークを流すことを冒頭に説明しましたが、例えば食品の種類や梱包サイズ、重量が変わるため流れやすさを都度変えたい場合があります。
そんな時には工具レスで高さ調整ができるタイプのシューターのご提案も可能です。
フラットにして手流し送り
高さを平行にすれば、そのまま流れることなく、バッファし、手押しで送ることもできます。
傾斜を逆にして、空箱返し
傾斜を逆にすれば向きを変えることなく、空箱を返すような使い方もできます。
最後に
いかがでしょうか。
シューターと言っても色々な使われ方や用途があります。
シューターをご検討でしたら、お近くの営業拠点または当ホームページからお問い合わせください。
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