展示会レポート

ヤザキが出展した展示会の様子をご紹介します。


  • 食品/製薬工場
  • 2009/06/12

FOOMA JAPAN 2009(国際食品工業展)

【開催日】2009年6月9日(火) ~ 2009年6月12日(金)

【会場】東京ビックサイト(有明・東京国際展示場)

FOOMA JAPAN 2009(国際食品工業展)
FOOMA JAPAN 2009(国際食品工業展)

■「おいしいテクノ、あります」をテーマにFOOMA JAPAN 2009が開催!

日本食品機械工業会主催による「FOOMA JAPAN 2009(国際食品工業展)が6月9日(火)から12日(金)の4日間、東京ビッグサイトにて開催されました。
32回目の開催となる今回は、 東京ビッグサイトの東館・西館の全館を使用したゆとりあるスペースの中で、635社・2900小間を超える規模での開催となりました。
今回は「おいしいテクノ、あります。」をテーマに掲げ、新たにITおよびITソリューション分野を加えるなど、より幅広い内容の展示を企画。更に、食の安全に大きな注目が集まる中で、多様な課題を解決する、最先端テクノロジー、製品、サービスを発信しており、活力ある情報交流、技術交流、ビジネス発展の場として、食品業界はもちろんの事、広く他業種、一般の方々にとっても貴重な情報収集の場にもなっており、名実ともにアジア最大級の「食」の総合トレードショーへと発展を続けておりました。

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■矢崎化工株式会社ブース 『カイゼンの想いをカタチに、共につくろうクオリティ』

矢崎化工ブースにおきましても、『カイゼンの想いをカタチに、共につくろうクオリティ』をメインテーマに食品物流を中心とした省力化と合理化を強化したカイゼン機器、環境と安全に配慮された最適な衛生管理器材などを展示しました。
今回はブース内を大きく「体験・体感エリア」、「衛生改善エリア」、「作業改善エリア」の3つに分け、それぞれテーマ別の展示を行い、連日たくさんのお客様を迎える事ができました。
弊社ブースへ、ご来場いただき誠に有難うございました。

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■作業改善エリア

『作業改善エリア』では、これまでに行ったカイゼン例の1つであるリパックシュータを始め、AGV、昇降装置、プラコンの展示などを行いました。

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作業改善エリア

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駆動ユニットの展示と設置事例動画によるAGV(無人搬送車)の紹介

【 リパック用シューター 】

セル作業を行うために作られたからくりシューターの事例になります。上から供給されたものを梱包などの作業を行った後の空箱を下に流します。作業者は同じ場所ですべての作業が行えるので、動きによるムダをなくします。

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【 移動式昇降装置 】

ドーリー(平台車)から作業台やシューターへの荷物の載せ替えは腰曲げ作業になり身体への負担をかけます。
この移動式昇降装置はセンサーで箱を読み取り、上の箱が無くなると自動で上昇し作業しやすい高さまで上がり、箱が全てなくなれば下降します。

FOOMA JAPAN 2009(国際食品工業展)
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【 一斗缶からくりシューター 】

場所の限られた資材庫で、先入れ先出しを行うために考えられた”からくりシューター”です。
上部から入れたものが下部から出てくる構造で、先入れ先出しが実現でき、更に”からくり”を活用しているため動力も必要とせず、コストも抑える事ができます。

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【 クリフォームプラコンシリーズ 】

リパック用シューターや一斗缶からくりシューターにも使われているプラスチック製のコンベア ”クリフォームプラコンシリーズ”を展示しました。
クリフォームプラコンは簡単に分解ができホイールの入れ替えもできる為、流すモノの形状や重量にあわせた対応が可能で、コスト削減が見込めます。
更に金属同士が接触しないため金属粉の発生もなく静音性にも効果があり、フレーム部の材質はクロムフリー製品で環境面にも優しい改善ツールです。

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【 その他 作業改善用製品 】

ボウルのような作業台の上では安定しないものも、イレクターを使えば”そのもの”に合わせて組んでいける為、作業の安定性の確保と更には未使用時には重ねて収納できる作業改善アイテムを作り上げる事ができます。

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ラベルなどの異型物の管理もイレクターで専用の台車を作ることで見やすく、扱いやすく管理ができます。

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資材庫などの棚も最下段は平台車(ミニポリトラー)にすることで手前に引き出してから取り出し、腰曲げ作業をなくします。

【 衛生改善エリア 】

『衛生改善エリア』では最新の衛生改善商品の展示を行うとともに、導入前の問題点・改善後の効果を表しました。

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衛生改善エリアの展示商品

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衛生改善事例を多数公開しました

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【 靴底洗浄システム 】

シューズについては、底面が地面に接する為、衛生管理は重点的に行いたい部分です。まず、緑色のブラシマット上で大きな汚れを取り除き、取りきれなかった細かい汚れを洗浄機上で汚れを落とします。最後に吸水マットで水分を取り除きます。
段階的に汚れを落とすことで、靴底の衛生管理が実現できます。

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【 ローラーユニット / 粘着ローラー用衛生促進ラック 】

ローラー、ゴミ入れ、デスク、案内ボードを1台にユニット化しました。ローラー引掛け部にはタイマーがセットしてあり、ローラーを取ると時間(任意設定可能)がカウントダウンします。ゼロになるとアラーム音が鳴り、ローラー掛けの終了を連絡します。使用者によるローラー掛け時間のバラつきが出ない工夫です。また、マスク用のボックスも付け、下方向に1枚づつ取り出す事ができます。これは紙箱を工場内へ持ち込ませないことと、ストック量の見える化を図っています。

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【 除電ブレード 】

人体が「除電ブレード」に触れることで静電気が取り除かれ、衣服に付着しているゴミ・ホコリ・毛髪等を体から浮かせる事ができ歩く振動で毛髪等を地面に落下させます。 落下した毛髪類は、はがせる粘着マットに付着させて加工場内に持込をさせません。
作業場の入り口に「除電ブレード」「粘着マット」を配置し、それぞれを組み合わせる事でより効果的にクリーン化を実現できます。

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【 シューズラック 底見せタイプ 】

靴は工場内に出入りする時に一番雑菌を持ち込みやすい部分です。
短靴管理ラックは靴底を見せるタイプになっており、作業者は自分の靴の汚れが見えるようになっています。
また、衛生管理担当者からも一目瞭然の為、掃除への意識付へと繋げ、衛生面の向上を狙った商品になります。

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【 クリーンカート 】

従来のロッカータイプでは湿気がこもりやすいですが、クリーンカートは通気性が良いため乾きやすくなっています。
また、汚れやすい作業場近くに1台置くと即掃除ができ、汚れの広がりが抑えられます。

■体験・体感エリア

『体験・体感エリア』では明日からでもできるカイゼン手法を紹介しました。
なぜカイゼンの現場でイレクターが採用されているのかを、様々なサンプルを通して紹介しました。
また、ブース内で弊社のヒット商品でもある「ゴミカート」の組み立て実演を行い自主製作が簡単であることもPRしました。

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体験・体感エリア

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3タイプの「台」

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