ソリナビtopics

改善のヒントや各業界の情報をご紹介します。


  • 食品/製薬工場
  • 物流倉庫

定位置管理

定位置管理

食品工場、物流倉庫などそれぞれの現場を改善していくにあたり、不要な物を無くし、必要な物だけを分かりやすく置くために整理・整頓(2S)から着手することが一般的です。
(整理・整頓についてはソリナビトピックス「ぴったりのラックで整理整頓をする」参照。)
その整理・整頓を進めていくなかで、整頓の部分で有効な定位置管理についてご紹介していきます。

定位置管理とは?

定位置管理

定位置管理とは3定管理とも言い「定位」「定品」「定量」の考えのもと整頓を行う方法のことを言います。
定位:置く場所を定める
定品:置くものを定める
定量:置く量を定める

決まった場所に決まったものを置くことで、誰もが置き場を把握することが出来、探す手間を省くことができます。
また、定量にて量を定めることによって過剰に置かれるたり、少なくなった際に誰もが異常に気づけるようになります。

定位置管理(3定管理)の進め方

定位置管理

1.定位(定位置)を決める
まず最初に物を置く場所を決めます。この時点では何を置くかまでは決めず、場所の確保だけを行います。
場所を確保したら床にテープなどを貼り、位置が分かるようにします。

2.定品を行う
定位が決まったらその場所に何を置くのか定品します。このとき使用頻度の高いものは、取り出しやすい高さや位置に置くことで作業性が向上します。
そのためにも作業者の意見を聞きながら使いやすさを目指して決めていきましょう。
定品を行うタイミングで物の置き方を決め、ラベル表示やエリアマップ、棚割表、正常な状態の写真などを活用して誰もが同じ置き方が出来るように表示していきます。

定位置管理
定位置管理
定位置管理

3.定量を決める
定位、定品が済んだら置く定量を決めます。多過ぎず少なすぎず管理しやすい適切な量にします。
消耗品ではなく備品の場合は、作業人数と使用頻度に合わせて決めていきます。
消耗品であれば発注点管理を行い、発注点になった際にはすぐに補充するようにして定量を守る仕組みづくりをします。

定位置管理
定位置管理

まとめ

3定が決まり、定位置管理を始めたら定期的に見直しを行いより使いやすいルールに更新していきます。
置く物や頻度、作業内容が変わった時にも同様に見直しを行っていきます。

定位置管理をすることで現場の作業効率や生産性の向上が見込めます。
また、物を探す手間が無くなり、適切な在庫管理、紛失防止にもつながるため異物混入などのリスクも減らせます。

最後に

イレクターを用いて保管ラックや台車、作業台を製作することで使いやすく、定位、定品、定量に合わせた構造物を作ることができるので、作業性の向上にもつながります。
定位置管理を行う際にはお気軽に弊社までご相談ください。
お問い合わせ

関連製品

メニュー

お問い合わせ

トップに戻る

当ウェブサイトでは、お客様の利便性の向上およびサイト改善のためにクッキーを利用しています。
クッキーの利用にご同意いただける場合は、「同意する」ボタンを押してください。
詳細につきましては、クッキーポリシーをご確認ください。

同意する